当院の小児歯科

当院で小児歯科を担当しているのは、東北大学・小児歯科学講座出身の副院長です。副院長は小児歯科の分野で学位を取得し、これまで15年以上（※）にわたって、お子さまの歯科治療に尽力してまいりました。

これまで長年小児歯科を専門としてきたため、治療技術や知識、実績も豊富です。専門性が高いだけでなく、女性の歯科医師であることで、多くの患者さまに喜ばれています。小さなお子さまの場合、女性の歯科医師だと怖がらずに治療を受けてもらいやすい傾向があるからです。

また、副院長自身も子育て中の母親ですので、お子さまや保護者の方の気持ちに寄り添った治療を行えます。

お子さまのお口や歯で気になることがございましたら、ぜひお気軽に私どもまでご相談ください。

※2024年現在

院長・副院長をはじめ当院のスタッフは皆が子供好きで、お子さまとのコミュニケーションに慣れております。いつも、来院されたお子さまと楽しくお話をしています。

その結果、院内は明るく楽しい雰囲気です。お子さまにとっても歯医者への苦手意識を抱きづらい環境となっています。

治療についても、緊急性の高い場合を除いて無理やりの治療はせず、お子さまご自身に理解し、納得いただくことを重視。その一環として、実際に使用する治療器具をお子さまにお見せしたり、触っていただいたりしています。同時にその器具を使って何をするのかも、わかりやすくご説明します。

こうしたプロセスを経た上で、本人が納得してはじめて治療を開始。もしもお子さまご自身の納得が得られない場合は繰り返し通院いただき、治療を受け入れられるようになるまでトレーニングをいたします。

最初は泣いてしまい診療台に乗ることすらできなかったお子さまでも、トレーニングを重ねるうちに、大きな変化と成長が見られるようになります。診療台に乗れるようになり、お口を開けて中を見せられるようになり…。そして最終的には、きちんと歯の治療を受け入れられるようになるのです。

当院ではお子さまが歯医者さんに、そして歯の治療に慣れるのを少しでも後押しできるよう、ほかにもさまざまな工夫をこらしています。

個室の診療室の天井にはモニターが設置されており、お子さまはアニメなどを見ながら治療を受けられます。

お子さまが歯医者さんに慣れる前も慣れた後も、私どもではきちんとコミュニケーションをとることを心がけていますので、安心してお任せいただけるのではないでしょうか。

大人の方でも「診療台に乗るのは緊張する」という方がいらっしゃいます。ましてや小さなお子さまであれば、なおさら緊張したり怖がったりするのも当然ではないでしょうか。

当院ではお子さまの診療台のすぐ近くで、保護者の方に治療中の様子を見守っていただけます。治療を頑張るお子さまをご覧になり、その成長を目の当たりにして目を潤ませる親御さまも多くいらっしゃいます。

私どもの歯科医院では、緊急性の高い場合を除いて無理やりの治療は行っておりません。しかし、進行性の虫歯などの場合は、できるだけ治療を施すよう力を注いでいます。これまで歯科治療を受けられなかったお子さまの場合も、どうぞ一度当院までご相談ください。

私どもでは「虫歯を治す」ための治療から、「虫歯を作らせない」予防歯科により力を入れ、お子さまの虫歯ゼロを目指しています。

お子さまが小さいうちに、虫歯になりにくいお口の環境を獲得できれば、大人になっても虫歯になりにくくなるからです。大切なお子さまの将来のため、幼い頃から健康なお口の環境を作ってあげましょう。

以下のような虫歯予防のための施術をご提供しています。

虫歯の予防に効果的なフッ素塗布です。歯を強くし、虫歯にかかりにくくする効果のある「フッ素」というお薬を歯の表面に塗っていきます。

奥歯の表面にある溝を、医療用のプラスチックで埋めて汚れを溜まりにくくし、虫歯のリスクを低減する施術です。

お子さまご自身と保護者の方を対象に、正しい歯磨きや仕上げ磨きの方法をアドバイス。虫歯になりやすいところや磨き方のコツを、わかりやすくお伝えします。

食事や、おやつのとり方のポイントをお教えしています。

PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）と呼ばれる、お口と歯のクリーニングです。予防歯科のプロである歯科衛生士が、ふだんの歯磨きでは落としきれない汚れをキレイに取り除きます。